【わかりやすく 世界史】アレクサンドロス大王の東方遠征の本当の目的とは?
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さあ、本題に入っていきます。
アレクサンドロス大王ってどんな人?
フィリッポス2世(アレクサンドロス大王の父)が暗殺された後、わずか20歳で王の座に就きます。
彼はある一つの名言のを残しています。
「私は1頭の羊に率いられたライオンの群れを恐れない。
しかし、1頭のライオンに率いられた羊の群れを恐れる。」
ざっとした意味としては、
力のある王は民衆に対して大きな影響力を与えることができるという
意味です。
後々のフランス革命によって生まれる皇帝「ナポレオン」が尊敬するほどの超偉大な王なのです。
しかし、そんな偉大な王も
32歳の若い時に難病で命を絶ってしまいます。
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アレクサンドロス大王の東方遠征の本当の目的とは?
なぜ、アレクサンドロス大王は長い間、東方遠征をしたのでしょうか。
理由は2つあります。
まず一つ目に、
ポリス社会崩壊によってできた貧民層たちの不満を戦争で解消するためです。
ちなみに、ポリス社会とは
市民が中心となって行う政治のことです。
そして2つ目に、
ペルシア帝国を倒したい!
からです。
当時、マケドニア(アレクサンドロス大王)が仲良くしていたギリシアにペルシアがちょっかいをだしていました。
それを不満に思ったアレクサンドロス大王が動きました。
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なぜ後継者争いは起きたの?
理由は、
アレクサンドロス大王が死ぬ直前に「最も強い人が私の後を継げ!」と曖昧な遺言を残したため。
よって、アレクサンドロス大王は実質、後継者を指名しなかったことになり、何人かの力がある人間同士が戦いました。
後継者戦争の別名を
と言います。